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学区は、三輪崎、佐野、木ノ川、蜂伏の4区に大別される。
三輪崎区は、町の東部から中部にかけての海岸線に発達した集落が中心をなし、往時は、漁業の中心地として、また交通の要地として隆盛を誇ったものである。しかし、その漁業も次第に衰微の一途をたどり、勤め人や商店が増加している。鉄道交通の面でも、観光優先のダイヤ構成により単なる通過駅の状態になった。しかも、国道42号線のせいびなどにより通過車両が増加し、時には狭い町内道路にも侵入することが多く児童の安全通学は本校の重要課題の一つとなってきている。
佐野地区は、昔から住みよい所として、生け垣に囲まれた農家の散在する中に今も住宅が増えつつある。山手には、新宮商業高等学校、新宮高等技能学校があり、付近一帯は住宅化が進んでいる。海岸沿いには、平成7年6月に閉鎖された巴川製紙新宮工場跡地がありその広大な土地の活用については各方面から注目されているところである。
木ノ川地区は、木ノ川に沿った谷間の小集落で農家を営む家庭が多い。最近では、農業も近代化が進み、いちご、柑橘類等の合理的な経営がなされる一方、住宅の増加も目立ってきている。当区の児童は通学距離が長く、また線路を横断するので安全通学への配慮が特に重要である。
蜂伏地区は、住宅団地として開発され、分譲が行われ個人住宅も次第に増加してきた。現在「県立みくまの養護学校」「老人保健施設医療センター」「健康施設ピーアップ新宮」「県立なぎ看護学校」「新宮市立医療センター」などの施設が完成し、県営住宅もあり人口が増加してきている。
学区内の海岸沿いは、新宮港の開設により豪華客船や外材の輸入による外国船が発着する重要な航路の拠点となっており、港湾施設、公設市場や企業の進出もあり、児童の安全について新たな生活指導も考えなければならなくなった。一方、港湾の国道沿いには、長さ1kmにわたり黒潮公園が設けられちびっこ広場は、家族団らん憩いの場となっている。
また、新宮市は産業の振興と雇用機会の創出に向けて、平成9年度末から9カ年計画で佐野湾を34.65ha(現在の新宮港の約1.5倍)を埋め立てて、新宮湾第二期整備を始めた。新宮港の整備は、埋立地域の中に働く場所ができるだけでなく周辺の地域での生産活動が活発になり、若い人たちの人口流出の歯止めになるものと期待されている。
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